はじめに
このブログ「FX構造トレード研究ノート」は、
相場の「仕組み」を理解し、再現性のある判断を積み重ねていくための記録です。
もともとは、Pythonの勉強を通してトレード分析に活かそうと思ったところから始まりました。
しかし学びを深めていく中で、ある確信にたどり着きました。
それは「このままでは、裁量トレードの力にはならない」ということです。
Pythonから始まった思考の転換
Pythonを学んでいくうちに、
確かにデータを扱う技術は身につきましたが、
コードを書くことがトレードの本質理解にはつながらないと気づきました。
もし自動売買(EA)を作るなら話は別ですが、
僕が求めていたのは「相場を読む力」、つまり“裁量の精度”でした。
そのとき、
どれだけデータを数値化しても、
チャートの動きには「人の心理」が反映されている以上、
数式では割り切れない“間”や“勢い”が存在することに気づきました。
この経験をきっかけに、
データではなく「構造を理解する」という方向に完全に舵を切りました。
Pythonの学習は、数値の限界を知り、裁量の本質に気づくための入口だったのです。
FX構造トレード研究ノートとしての再出発
このブログは、そうした気づきを経て、
FXの構造そのものを研究する場所として再出発しました。
主戦場はゴールド(XAUUSD)です。
考え方はドル円や他通貨ペアにも応用できますが、
タイミングの取り方やMTFの使い方はまったく異なります。
理論は共通でも、通貨ごとに波の性格やリズムが違う。
その違いを理解することもまた、構造を掴むうえで欠かせない研究の一部です。
使用している主な理論と指標
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ダウ理論
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GMMA(複合移動平均線)
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RCI(相対力指数)
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MACD(ヒドゥン・ダイバー検出)
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ボリンジャーバンド(BB)
 
どのインジケーターを使うかよりも、
それらを通して「相場の構造をどう読むか」が大切です。
トレードの本質は、ローソクと波の関係をどう解釈するか。
単なる形やサインではなく、そこに含まれる流れと意味を掴むことを目的としています。
このブログで伝えたいこと
インジケーターを“答え”として使わないこと。
そして、どんなツールを使っても、同じ考え方を持てば相場は見えてくるということ。
ここでは、「この時はエントリー」という断片的な答えではなく、
なぜその場所でエントリーできたのか、
なぜその位置が“安全”だったのか、
その思考過程を記録していきます。
今後の方針
このブログは、僕自身の思考の変化を記録する場所です。
考え方や手法は時期によって変わりますが、
その変化こそが検証と成長の証です。
発信の目的は、他人を納得させることではなく、
自分の中に一本の軸を通すこと。
ただ、その過程が誰かの気づきやヒントになれば嬉しいです。
終わりに
トレードとは、相場と向き合う前に、
まず自分自身と向き合う作業だと思っています。
焦らず、ブレず、淡々と。
構造を理解し、相場を“読む力”を磨いていく。
このブログは、その道のりを形として残していく記録です。

  
  
  
  
